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霧島山(新燃岳):火山の状況に関する解説情報(第011号)

12月6日16時0分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返しながら発生しており、やや多い状態で経過しています。

新燃岳では、10月下旬頃から火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返しており、前10日間の地震回数は本日(6日)15時までで193回と、やや多い状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口の噴煙及びその周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では、特段の変化は認められません。
 
 噴煙や地熱域、地殻変動の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震の増減が繰り返されていることから、今後の火山に関する情報に注意してください。
 
 火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震
 12月4日          0回
    5日         36回
    6日15時まで     5回

活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html

  • 登録日 : 2024/12/06
  • 掲載日 : 2024/12/06
  • 変更日 : 2024/12/06
  • 総閲覧数 : 6 人
Web Access No.2376165