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福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が2日から増加しましたが、本日(4日)に入ってから15時までは発生しておらず、火山活動がさらに高まる傾向は認められません。
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が2日から増加し、最大で昨日(3日)22時までの前24時間に95回発生しました。
その後は、本日(4日)15時までの前24時間で30回と、火山性地震の発生回数は減少しています。
監視カメラによる観測では、新燃岳火口の噴煙及びその周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
新燃岳近傍に設置している傾斜計では、特段の変化は認められません。
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震は減少し、噴煙や地熱域、地殻変動の状況に特段の変化はなく、火山活動がさらに高まる傾向は認められませんが、10月下旬以降火山性地震は増減を繰り返しながら発生しています。今後の火山活動に関する情報に留意してください。
火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震
12月 1日 0回
2日 39回
3日 86回
4日15時まで 0回
活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html